戦略と戦術の違い

孤高のトレーダーSYUです。

これは私がプロトレーダー主催の

高額なトレードセミナーに参加した時に聞いた話で、

個人投資家必見の内容だと思ったので

当時のノートを見返しながら記事にしました。

 

突然ですがトレードにおいての

戦略と戦術の違いがわかりますか?

私は最初同じ物だと思っておりましたが

今ではその違いが理解出来ました。

 

戦略(strategy):目標を達成するための計画
戦術(tactics):戦略を遂行するための手段

トレードにおける目的とは

相場から利益を上げる事

唯一つで間違いないでしょうし、

ボランティアか何かで

相場にお金を蒔くのが目的なんていう人は

皆無だと思います。

 

例えば5分足チャートを使用して

10pips抜きをして利益を上げようと思ったとします。

 

この場合、戦略は短期売買で

10pipsの利益を上げるとなります。

 

では戦術はどうなるかと言いますと

これは無数にあります。

 

現在は色々な指標や

インディケーターがありますから

移動平均線1つ取っても

単純、加重、指数平滑と3種類あって

一般的な13、25、50、75、100、200といった

数値からの乖離を利用した自律反発だったり、

欧米ではフィボナッチ数列が人気でよく利用されるようです。

レンジブレイクを狙ったスキャルピング、

急騰または急落からのカウンター狙いをするにしても

前回高値、安値を利用するもしくは

黄金比を利用するというように

思いつく手段を挙げれば切りがないと思います。

 

ビジネスの世界では

戦術の部分の教えを乞うために

コンサル費を払うのが一般的のようです。

 

しかし、トレードの世界では

戦術は万人に公開されている状態になっており、

トレードの専門書を何冊か読んだ

中級者以上のトレーダーならば

そのほとんどを知っている状態だと思います。

 

ある程度の勉強をして

それなりの場数も踏んで来たトレーダーなのに

収益がマイナスになっている、

思うように利益が積み上がらない・・・

何でトータルで勝てないのか?

なぜ?どうして?何がいけないのか?

こんな悩みを抱えているからこそ

あなたは日々稼げる方法を求めて

情報収集しているのではないでしょうか?

 

数ある手段の中から

どれを戦術としてチョイスするか・・・

この選定がトレードにおいて

一番気を使う重要な部分であると

私は思っております。

 

プロトレーダーが話してくれた例え話として

次のような物がありましたので紹介しておきます。

 

このセミナー会場に

ナイフを持った強盗が入ってきたとして、

たまたま偶然

この部屋に武器が

バズーカと火炎放射器、マシンガンがあったとして

あなたはどれを使ってこの強盗と対峙しますか?

という質問をされました。

 

あなたならどの武器をチョイスしますか?

 

バズーカ、火炎放射器、マシンガンの

何れの武器を手に取ったとしても、

チンケなナイフ1本持った

強盗ごとき敵じゃないでしょう。

 

どれを使ったとしても

圧勝する事は想像に難くないと思います。

 

しかし、今、

自分が置かれている状況を

十分に考慮しなければなりません。

 

この時のセミナー会場は

都内某所のビルの8Fで

10人程度の席しかない小会議室という感じの

こじんまりとした空間で行われていたという事です。

 

これを踏まえて

それぞれの武器を使った場合

どうなるのかを想像してみましょう。

 

バズーカ

今回用意された武器の中では

文句無しで一番火力の高い武器と言えるでしょう。

しかし、こんな狭い空間で

バズーカをブッパしたらどうなるか?

自分の身にも危険が及ぶ事は

想像に難くないと思います。

 

火炎放射器

強盗を制圧するための

殺傷力は十分あるでしょう。

しかし、ビルまで燃えてしまって

火事になる事が考えられますし、

強盗は入り口付近にいるので

セミナー会場から脱出する際に

多少の火傷を負うことが想像できます。

 

また、火の回り具合によっては

入り口からの脱出は

困難な状態になっているかも知れませんので

窓からの脱出を試みたとして

ここが8Fだという状況を考えれば

確実に骨折するでしょうし、

頭から落ちる等、打ち所が悪ければ

最悪は即死も有り得ます。

 

マシンガン

強盗を制圧するための殺傷力は十分あるでしょう。

弾を撃った衝撃で軽くノックバックするかもしれない。

以上からこの場合は

マシンガンを手に取るのが

最適だという事が分かると思います。

マシンガンを撃ってノックバックした先が窓で、

そこから落ちる危険もあるのでは?

という状況を考えたあなたはなかなか鋭いです。

勝てると思ってENTRYした(マシンガンを手に取った)のに

運悪く逆行してしまった(ノックバックした先が窓だった)という状況は

何度もトレードしていれば遭遇する事態ですが、

その最悪の事態に備えて

致命傷だけは避けるために

損切りして相場から脱出するというわけですね。

 

というわけで状況を考慮する必要があります。

これについてはプロトレーダーは

KYだと言っておりました。

 

KYとは

10年位前に流行った言葉で

空気を読むという意味になります。

 

その頃に受けたセミナーなので

時事ネタとして使ったのかもしれませんが

状況を理解するという視点が必要になるという事です。

 

だから小手先のテクニック(戦術)をいくら学んでも、

状況を理解して使い分けるというスキルがなければ

思った通りの利益が上がらずに

この手法は使えないって

判断をしてしまうのだと思います。

 

私も色々なセミナーに参加して

色々な戦術を学んで実践して来ましたが

状況を理解して戦術を使い分けるという

スキルが無かったので

この手法は言うほど儲からないじゃないかって

思った事は何度もありました。

 

その戦術が上手く機能しない時期では

いくら頑張っても無駄なんです。

 

トレードで利益を積み上げるために

状況を理解して

戦術を使い分けるというスキルを身につけましょう。

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