トレーダーと自己規律

孤高のトレーダーSYUです。

これは私がプロトレーダー主催の高額な

トレードセミナーに参加した時に聞いた話で、

個人投資家必見の内容だと思ったので

当時のノートを見返しながら記事にしました。

自己規律の重要性

稼いでいるトレーダーになりたければ

まず、自分で作ったルールを

絶対守るという強い意志を持って

行動しなければなりません。

いわゆる自己規律(Discipline)です。

 

自己規律を簡単に破るようであれば

いくら資金があっても簡単に消し飛びますし、

トレード人生で成功する事は絶対にありません。

 

それくらい重要で重大なミスが

【自己規律を破る行為】です。

 

そのような人はトレーダー、

投資家には向いておりませんので

大損する前にトレードを辞めるべきとの事でした。

 

相場の世界で本当に大事な事は

実は相場を読む力でも何でもありません。

【自己規律を守る事】にあります。

 

これは人間としてのマインド、

いわば土台なのです。

 

これがしっかりしている人は

どんな世界でも成功出来ると言われております。

 

伝説の凄腕トレーダー集団である

タートルズの面談の真の意味が

何だったか考えれば

今回の話に納得出来るかと思います。

 

ちなみにタートルズは

私が尊敬するプロトレーダーの1人が

読む事を薦める推薦書籍の1つです。

 

相場の世界では現実の世界と異なり、

全ての権限がトレーダーに委ねられるため、

何でも出来てしまいます。

 

資金が少ないのに

世界的な金融不安の波に乗って

売りのオーバーポジションを張って

一攫千金とか

普段は稼げないような

金額を簡単に稼いでしまうなんて事も

有り得る世界です。

 

しかし、自己規律が守れないトレーダーは

100%確実に破産しますと言っていました。

 

私もそうですが

事相場に関しては100%とか

確実という言葉は

絶対に使いませんが

これだけは確実です。

 

一時的に勝てたとしても、

将来的には破滅を迎えます。

 

アマチュアが最も犯し易い間違いは

「決めておいた損切りが守れない」事に尽きます。

 

このブログでは何度も考え方、

教訓についての記事を書いていますし、

重要視していますので

同じような内容の記事を

目にする事もあると思います。

 

いずれにしても

【自己規律を守る事】

稼いでいるトレーダーになる

大事な一歩なのです。

 

自称プロの特徴

自称プロは総じて傲慢であり、

トレードルールを平気で破ります。

 

自分の予想が正しいと思い込み、

そのトレードに大半の資金を投入します。

 

負け込んでくると

評論家等の意見を頼りにしたり、

他の個人投資家のブログや

掲示板を徘徊して

自分の予想が正しいのだ

という意見を探して

精神の安定(精神的ストレスの緩和)を図ろうとします。

 

最終的には強制決済や追証が発生し、

大金を失います。

 

自己規律を守れないのであれば

大損する前に相場の世界から手を引くべきです。

 

短期間にドカンと儲けたい

一攫千金狙いのトレーダーは

競馬やパチンコ、ルーレット等の

ギャンブルをやった方が

ずっと健全だと思います。

 

なぜなら、ギャンブルは

賭け金が尽きた時点で

悔しくても強制的に

止める事が出来るからです。

 

しかし、相場の世界では

本人が止める意思表示をして、

それを自分で実行しない限り

損失が膨れ上がっていきます。

 

ここまで負けたら止めようと

決めないといけませんし、

決めたところで

実際にポジションを

クローズしないとダメなのです。

 

ですが大概ポジションを

クローズする事が出来ません。

 

今回はこのありがちな

シチュエーションについて

解説したいと思いますが

実はこの問題は

けっこう根が深いので

別の記事でも解説する機会が

あるかと思います。

 

ところで、世の中にはルールがあります。

 

誰しも何かしらのルールに従って

生きていると思います。

 

車を運転するのであれば

交通ルールがありますし、

会社勤めしていれば

その会社のルールがあります。

 

そしてルールを破れば

何かしらの罰則がある事は

誰でもご存知の事でしょう。

 

交通ルールを破れば

警官からお小言を貰いながら

罰金を払わないといけませんし、

会社のルールを破れば

自分の上司から叱られたり、

場合によっては減俸になる事もあるでしょう。

 

国家が定める法律を破れば

罰金どころか社会的な信用を失い、

その後の人生がみすぼらしくなってしまいます。

 

それでは相場の世界ではどうでしょうか?

大事な事なので

ちょっと考えていただきたいと思います。

 

個人投資家の場合ですと

トレードルールを作るのは誰でしょうか?

そのルールを破った場合、

罰則がありますか?

誰かに叱られますか?

 

ちなみにプロトレーダーはどうかと言いますと

トレードルールは

そのトレーダーごとに全く異なりますが、

それぞれのトレーダーが

何かしらのルールを持ってトレードしています。

 

で、ルールを破った場合は

プロトレーダーといえども

所詮は雇われの身なので

上司から叱られます。

 

また、トレードで結果が出せないと

即クビになります。

(1日でクビになったトレーダーの方も居たようです・・)

 

プロトレーダーの趣味

余談ですがプロトレーダー達に多い趣味は

マラソンとワインだそうです。

 

マラソン大会や都内の洒落たバー等に行くと

プロトレーダーと知り合いになれるかもしれません。

 

さて、トレードルールを作るのは誰で、

それを破って罰則があるか?

誰かに叱られるか?

という事について

考えがまとまったでしょうか?

 

個人投資家の場合、

トレードルールを作るのは

その個人投資家自身ですね。

そしてそのトレードルールを破った場合、

罰則や誰かに叱られるか?

というと・・・

実は誰にも叱られないのです。

罰金も罰則も何もありません。

 

交通ルール等に比べれば非常に甘いです。

何のお咎めも無いのですから・・

 

私が何を言いたいのか

察しの良い方はもうわかったかと思います。

 

トレードにおいて

自分で決めたルールを

守るのも破るのも全て自分自身なのです。

 

投資の世界では

「自己責任」という言葉が

よく使われていますね。

 

そもそもルールなり

規則というのは

何のためにあるのか

という事について

よく考えてみて下さい。

 

だいたいの場合が

危険から身を守るために

設定されている事が

ほとんどかと思います。

 

これは相場の世界も同様で、

特に間違ったポジションを持てば

即損失となる危険な世界では

なおさらルールが必要です。

 

トレードルールを作るのは自分自身です。

実際にトレードするのも自分自身です。

利益確定も損切りも

トレード用の資金を用意するのだって自分自身です。

トレードに関する事は他人任せではなく、

全て自分自身で決めてやるのが投資の世界なのです。

 

日常生活においては

何かしらのルールに縛られて、

行動を制限されながら

生活していますが

投資の世界では

あれをやってはいけない、

これをやってはいけないという

縛りは基本的にありません。

 

何にも縛られることなく

自分を自由に表現出来るので

無茶もヤンチャも

出来うる範囲内で可能なのです。

 

一言で自由と言っても意味は多数ある

この【自由】というのは

ちょっと曲者で

自分が危険な状態になっているのに

何も手を施さない自由

というのも含まれてしまいます。

 

しかし、これを許してしまうと

投資の世界では長生き出来ません。

 

頭で分かっていても行動出来ない・・・

これは行動しない自由とでもいうのでしょうか?

 

自由だからといって

危険もかえりみずに

好き勝手するわけにはいかないですし、

自分が不利な状況程、

その選択、行動する事が

辛い事が投資の世界では何度もあります。

 

自由とは無法ではなく

己のルールの中で生きる事と

何かの本で読んだ記憶がありますが

己のルールで生きるためには

強靭な精神力、強い意志が必要です。

 

自分が間違った選択を

しようとしたならば

それを律する必要があります。

 

自分が間違った事をしても

誰も叱ってくれないですし、

罰則も無いからこそ

自分を正しい方向へ

戻すための手段が必要です。

 

だからこそ【自己規律】なのです。

自称プロには自己規律はありません。

 

何でも自分に都合の良いように考えます。

 

自分で作ったルールも平然と破り、

いつの間にか新ルールが出来上がっていたりします。

 

ルールといっても

その場しのぎのルールな場合が多く、

ころころとルール(らしきもの)が

変わるので一貫性も何もありません。

 

なのでこれまで

トレードしてきた結果には

何の意味もありませんので

再現性が無く、

自分のトレードの特性も

弱点も何もわかりません。

 

まさしくプロトレーダーが

日頃から言っている

経験値0の状態なのです。

 

この先ずっと相場から

利益を得ていきたいと

本当に思うのならば

自称プロに多い

私利私欲のために、

ギャンブルトレードで

一攫千金を狙うような

安易な金儲けを

考えるのは止めましょう。

 

自己規律を守れない原因として、

プロスペクト理論や

人間の危険回避の本能等の

特性が関係している事が

行動経済学の視点から

説明されていますが

認識しておく必要があります。

 

自己規律を高めるトレーニング方法

最後にトレードにおける

自己規律を高める

簡単なトレーニング方法を紹介します。

 

ENTRYやEXITが決めたルール通りに

守れないという方にお勧めです。

 

簡単な事で良いので

「決まった時間に特定の行動をする」です。

これを三週間(21日)続けて下さい。

 

例えば朝起きたら

簡単な運動をするとか

仕事から帰って来たら

手洗いうがいをする

みたいに習慣化するわけです。

 

三週間というのは

人間の行動パターンは

21日続けると習慣化するという

研究結果があるという事と、

21という数字は

フィボナッチ数列にも出てくるので

何かしら人間の心理に

影響のある数字だと

私は思っております。

 

ついつい自己規律を

破ってしまうという人は

ぜひお試し下さい。

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